『Ruby on Rails 5.1 + webpack: スタートアップガイド』(Kindle 版)発売
2017/04/07
OIAX BOOKSより『Ruby on Rails 5.1 + webpack: スタートアップガイド』(Kindle 版)の販売が始まりました。定価600円(+消費税)です。
本書は、2016 年に刊行された『Ruby on Rails 5.0 インストール手順書』の改訂版に当たります。記述の対象が、2017 年にリリースされた Ruby on Rails 5.1 になっています。
ターミナルの使い方、基本的なシェルコマンドの説明から始まり、Ruby および Ruby on Rails のインストール、Ruby プログラムの実行方法、Rails サーバーの起動と終了までが本書の範囲です。
これから Ruby on Rails の学習を始めようとしている初学者向けに、学習と開発の環境を整える方法をまとめた解説書です。RubyおよびRuby on Rails自体についてはほとんど説明していませんので、その点ご了承ください。
『Ruby on Rails 5.0 インストール手順書』との相違点をまとめると、次のようになります。
- 第2章「準備作業(macOS 編)」を設けた。
- データベース管理システム(PostgreSQL および MySQL)のセットアップ方法を解説した。
- Webpacker、React、Angular、Vue.js のセットアップ方法を解説した。
http://pub.oiax.jp/books/rails5-1-startup.excerpt.pdf から本書の無料サンプル(PDF)が入手可能です。
対象となるOSおよびソフトウェアのバージョンは以下のとおりです:
- macOS Sierra v10.12
- OS X v10.11 El Capitan
- OS X v10.10 Yosemite
- Ubuntu Desktop 16.04 LTS (64-bit)
Windowsは直接の対象となっていませんが、 VirtualBoxを利用してWindows上にUbuntuの仮想環境を構築すれば、本書を使って学習を進めることができます。ただし、VirtualBoxのインストール方法や使い方については本書では解説しません。OIAX BOOKSの『VirtualBox/Ubuntu スタートアップガイド』を参照してください。Kindle版とペーパーバック版があります。
本書は、『Ruby on Rails 5.0 インストール手順書』の増補改訂版にあたります。B5版で60ページ相当の内容が追加されています。第 1 章から第 15 章までについては、大きな変更点はありません。
Rails のバージョンについて
本書 Kindle 版のバージョン 1 の内容は、プレリリース版である Ruby on Rails 5.1.0.rc1 がもとになっています。Rails 5.1 が正式リリースされましたら、あまり時間をおかずに、本書の改訂版を出す予定です。
本書の構成
- はじめに
- 第1章 ターミナルの使い方
- 第2章 準備作業(macOS 編)
- 第3章 準備作業(Ubuntu 編)
- 第4章 Unix ファイルシステム
- 第5章 ファイルとディレクトリの操作
- 第6章 パッケージ管理
- 第7章 その他のシェルコマンド
- 第8章 git コマンドの使い方
- 第9章 rbenv コマンドの使い方
- 第10章 ruby コマンドの使い方
- 第11章 gem コマンドの使い方
- 第12章 nvm コマンドの使い方
- 第13章 はじめての Rails アプリケーション
- 第14章 bundle コマンドの使い方
- 第15章 Scaffold
- 第16章 PostgreSQL の利用
- 第17章 MySQL のインストールと利用
- 第18章 Yarn
- 第19章 webpackとWebpacker
- 第20章 React
- 第21章 Angular
- 第22章 Vue.js
- 付録A SSH の公開鍵を GitHub に登録する
- 付録B Ruby on Rails の開発でよく使われるテキストエディタ
OIAX BOOKSについて
OIAX BOOKSは、2016年4月に株式会社オイアクスが創刊したコンピュータ書シリーズです。同社の専門分野であるRuby on Railsとその周辺領域を中心に、最新の技術情報を読者のみなさまにお届けしてまいります。