Ruby 2.0.0のインストール
2013/06/10
『改訂新版 基礎Ruby on Rails』 読者サポートページ > Rails本番環境構築ガイド
Ruby 2.0.0をインストールする手順を簡潔に説明します。ここでは、ソースコードをダウンロードしてコンパイルするという伝統的な手法を採用します。
rbenvやRVMを用いて自分のPCにRubyをインストールした方も多いでしょう。複数のバージョンのRubyをインストールして簡単に切り替えて使えるというメリットがあります。しかし、実運用中のサーバでRubyを頻繁に切り替えることもないだろう、ということで「伝統的な手法」を採用しました。
リモートマシンにsudo権限を持つユーザーでSSH接続し、コマンドを順に実行してください。行頭の % はコマンドプロンプトですので、入力から省いてください。
Ruby 2.0.0のインストール
% mkdir ~/src % cd ~/src % wget http://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/2.0/ruby-2.0.0-p195.tar.gz % tar xzf ruby-2.0.0-p195.tar.gz % cd ruby-2.0.0-p195 % ./configure % make % sudo make install
ファイル名に含まれる p195 はパッチレベルを示します。2013年6月10日現在、Ruby 2.0.0のパッチレベルは195です。新しいバージョンの有無を http://www.ruby-lang.org/ja/downloads/ で確認し、適宜読み替えてください。
動作確認
% which ruby /usr/local/bin/ruby % ruby -v ruby 2.0.0p195 (2013-05-14 revision 40734) [x86_64-linux]
目次
- VirtualBoxによる仮想マシンのインストール
 - MinGWのインストール
 - サーバーの準備(CentOS 6.2編)
 - サーバーの準備(Ubuntu Server 12.04 LTS編)
 - サーバーの準備(Ubuntu Server 10.04 LTS編)
 - SSH公開鍵の設置
 - Ruby 1.9.3のインストール
 - Ruby 2.0.0のインストール
 - Railsアプリケーションのセットアップ
 - ApacheとPhusion Passengerのセットアップ
 - データベースとの接続(MySQL編)
 - データベースとの接続(PostgreSQL編)
 - Capistranoによるデプロイ
 - Gitレポジトリの作成
 - 続・Capistranoによるデプロイ
 
